GL PIPE JOINTS の特長

  1. 1.シール性がずば抜けて優れており、ヘリウムガス気密テストに合格します!
  2. 2.シール部は金属の弾性を利用している為、振動や熱及び圧力サイクル下で漏れない!
  3. 3.ガスケット・パッキン等を使用しないので、施工管理が簡単!
  4. 4.簡単な締結で十分なシールを発揮!(トルク管理が不要!)
  5. 5.フランジ面の清掃が簡単!
  6. 6.高温高圧及び低温、真空に強い!
  7. 7.構造的にホットヴォルティング必要がない。

GL 製品ラインナップ

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GLフランジとは

説明画像

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シールメカニズム

GLフランジは、二枚のフランジをボルトとナットで締め付けることにより、互いに接触する突起部分(ランド)と弾性変形をする部分で構成しています。この弾性変形する部分と接触する突起部分(ランド)の形状の相互作用で、フランジ面のゆがみ、面荒れなどを吸収し、漏れを阻止するものです。これで、ガスケットは不要になり、従来のガスケットがあるが為に生じている欠陥を解消するものです。

GLフランジは図1に示す通り形状の違う2つのタイプのフランジで
構成されています。

GLフランジ図

タイプA
内部に円周状の溝と、Bタイプとの接触する突起部分(ランド)で構成しています。
タイプB
従来フランジと同じ形状の、フラットフェースを持っています。

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GLフランジのシール効果発揮過程

GLフランジ締結前 稼働中 図

  1. 1.タイプA、タイプBのフランジ面を合わせる
    (図2参照)。
  2. 2.ボルトで締結する(図3参照)。
  3. 3.バネ部と突起部が弾性変形して面荒れを
    埋める(図4参照)。この作用でフランジ面が
    密着する。
  4. 4.配管内の流体圧力がバネ部に作用し、内圧
    が高圧になればなるほど相乗効果となる。
  5. 5.配管の分解・組立はバネ部・突起部を弾性
    領域内で設定しているため繰り返し分解・
    組立が可能です。

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GLフランジと各種ガスケットの加圧法によるヘリウムリークテスト

試験方法:ヘリウム漏れ試験方法(JISZ2331)に準ずる(スニッファー法)
試験場所:福岡県工業技術センター機械電子研究所エネルギー制御研究室

グラフ

記号 フランジ
規格
呼び圧力 呼び径 フランジ面 ガスケット テスト圧力
Hpa
漏れ量
Pa・m3S
A-1 JIS10K 10K 50A 太平面座 石綿ジョイントシート 1.17 2.9×10-6
B-1 JIS10K 10K 50A 太平面座 渦巻き形
ガスケット
1.07 2.6×10-6
E GL10K 10K 50A 全面座 2.06 5.1×10-5
A-2 JIS20K 20K 50A 太平面座 石綿ジョイントシート 2.05 7.4×10-5
C-1 JIS20K 20K 50A Oリング溝JISB2401 OリングV70 2.05 1.1×10-6
D-1 JPI150 クラス150 50A リングジョイント座JPI150 オクタゴナル形 R22 2.05 4.7×10-6
F GL20K 10K 50A 全面座 4.51 3.7×10-5
B-2 JIS30K 30K 50A 太平面座 石綿ジョイントシート 3.04 2.4×10-5S
C2 JIS30K 30K 50A Oリング溝JISB2401 OリングV70 3.04 3.6×10-6
D-2 JPI150 クラス150 50A リングジョイント座JPI150 オクタゴナル形 R22 3.13 2.6×10-5
G GL20K 10K 50A 全面座 4.51 3.7×10-5

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